前回のジャガードに引き続き、旦那のギターコレクションを紹介します。
今回ご紹介するギターは、予告していた通り、ジャパンビンテージの逸品となります。
しかも、「G」で始まるって何?
グレコ(Greco)? グヤトーン(Guyatone)?
残念~! 今回ご紹介するのは、ギャンソン(Ganson)です。
それでは今回も、ギターを全く弾けない、素人の私が、ひと味違った視点でご紹介したいと思います。
最後に勝手に採点もしてますので、お楽しみに✿
ギャンソンとは
ギャンソンは、春日楽器製造株式会社で作られました。
春日楽器製造は、政治家であり実業家でもある春日一幸氏が興した会社なのだそうです。
春日一幸氏のウイキペディアに、春日楽器製造の記載があります。
春日が興した春日楽器製造はギター製造で知られていた。OEM生産として、国内ではヤマハブランドなどの、海外では米国の有名ブランドギターの製造も行っていた。しかし晩年の業績は不振で、春日は塚本に対し「塚本君は学生時代に創った会社をいち早く始末したが、俺は未だ始末できない」とこぼしていたという。同社は1996年頃に操業停止となったという。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ギャンソンは、春日楽器の自社ブランドで、1974年頃に販売されました。
エレキギターの工場が岐阜県恵那郡岩村町にあったため、岩村工場の「岩=GAN」「村=SON」から「GANSON」と命名されたようです。
本当でしょうか?
「G」ではじまり「N」で終わるブランド名を何とか見つけ出した、という感じがありありです。
しかし、この命名は「天才」の域ですね。
ギブソンとのロゴを比較してもらうと、その答えは明白です。
春日楽器製造でよく見かけるのはGansonよりも「Heerby」だと思います。
同じ春日楽器製造のギターです
木目のストラトタイプで、高級感ただようギターを見かけます。
皆さん、この「Heerby」の命名も、春日楽器の「春=ハー(Heer)」「日=ビー(by)」から「ハービー」となったの、御存知でしたか?
もうなにがなんだか・・・
しかしギターはいずれも✧ジャパンビンテージ✧という域で、素晴らしいと思います。
ジャパンビンテージには、他にもたくさんありますが、どれも作りがしっかりしていて、さすが日本の職人!って感じのものが多いです。
ギャンソン レスポールタイプ(FLB-600B)の外観
ギャンソンのレスポールタイプです。
レスポールタイプは形が好き❤
ヘッドはこんな感じ。「Ganson」とロゴがありますが、まるで「Gibson」です。
貝殻でできたダイヤモンドインレイも、ギブソンにそっくり。
だけど、なんだろう・・・頑張ってマネしているんだけど、なり切れてない感じが惜しい。
インレイは埋め込みではなく貼りつけたものみたいだし、一部はげかかっています。
ペグは春日楽器のオリジナルのようです。春日の「K」を表しているのでしょうか。春日楽器のロゴマークがペグ背面に入っています。
ネックの素材は不明。
指板は多分、ローズウッド。ここにも貝殻(パーロイド?)のポジションマークが並んでいます。小さな丸とかより、高級感がありますね。
ネックとボディが一体となっていて、セットネックなので、後ろ姿がすっきりしています。
洋服でもセットアップだと統一感があっていいですもんね。
ボディの素材も不明。調べたらわかるのかもしれませんが。
コントロールは3way、2ボリューム、2トーン、ピックガードも一般的なレスポールタイプです。
ピックアップは、知る人ぞ知る「マクソン」のハムバッカーで、裏に刻印があって製造年月日がわかるそうですが、まさかの写真を撮り忘れているという・・・そして日付もメモっていないとか・・・
弦を張ってしまったし、もうバラしたくない(^^; 70年代前半だったことだけは覚えている。
チューンオーマティック(ブリッジのところ)はよくあるタイプ。
テールピースはステンレスじゃなくてアルミ製。メッキがはげてしまってます。
ジャックは普通のタイプです。特筆するところはありません。
ギャンソン レスポールタイプ(FLB-600B)のサイズ
というわけで、ギャンソンのレスポールタイプのサイズを測りました。
※素人採寸のため、多少の誤差はあります。
測った部分 | サイズ |
---|---|
全長 | 1,020ミリ |
スケール(弦の長さ) | 624ミリ |
ボディの長さ | 445ミリ |
ボディの幅① | 235ミリ |
ボディの幅② | 188ミリ |
ボディの幅③ | 330ミリ |
ボディの厚さ(最大) | 46ミリ |
ヘッドの長さ | 190ミリ |
ヘッドの幅 | 84ミリ |
ネックの長さ | 650ミリ |
ネックの厚さ(12フレット部分) | 27ミリ |
ネック幅(ナット部分) | 42ミリ |
ネック幅(22フレット部分) | 57ミリ |
1~6弦の幅(ナット部分) | 35ミリ |
1~6弦の幅(ブリッジ部分) | 49ミリ |
重量 | 4550グラム |
測った部分は下図を参照してください。
レスポールタイプはサイズが若干大きいので、梱包して発送するときも、160サイズがギリギリのことが多いです。
★メルカリでは、匿名配送ができる発送方法の最大サイズが「らくらくメルカリ便160サイズ」なので、頑張って160サイズに収めています。
★ラクマは「かんたんラクマパック」が200サイズまであるので、余裕をもって梱包できます。
★ちなみにヤフオクでは、匿名発送の習慣がまだ一般的でないと感じるので、「ゆうパック着払い」を使うことが多いですね。
また、ヘッドに角度がついているので、梱包する際に、ネックの下に枕を置いてあげないと、折れそうで怖いです。
ギターの梱包方法です
それから、レスポールはどれも、重い! 持った時めちゃくちゃずしっときます。
ストラップを肩にかけて長時間演奏するのは大変じゃない? 演奏できひんけど・・
私の評価
それではお待たせしました~!
ギターを全く弾けない私が、主に見た目で判断して評価したいと思います。
今回は何点でしょうか!
ジャパンビンテージのギャンソンレスポールタイプの点数は、75点!
お、高得点!
理由は次のとおりです。
今回は、好きなタイプの形だったので、同じ黒いギターでも、前回のジャガードよりずっと良い点がつきました。
あくまでも個人的見解です!
次回予告
国産のギターが続いたので、次回は海外ブランドのギターを紹介したいと思います。
ストラトタイプですが、「E」で始まる「K」国製のエレキギターです。
なんでしょうかねぇ~、お楽しみに♪
ギブソンの帽子 渋かっこいい
かっこいいコスチューム
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