久しぶりのギター紹介です。
これまで、ジャガードをはじめ安ギターを中心に紹介してきましたが、今回は違います!
変形ギターの代表格、ギブソンのフライングVを紹介します。
いつものように勝手に評価採点もしていますので、お楽しみに~✿
ギブソン(Gibson)とは
ギブソンとは、改めて説明するまでもないくらい有名なギターメーカーですね。
Gibsonのロゴマークを見るだけで心躍ります!
ギブソン・ブランド法人企業(英語: Gibson Brands, Inc.、旧名 : Gibson Guitar Corporation)は、アメリカ・テネシー州ナッシュビルに本拠を置く楽器メーカー。主にエレクトリック・ギター、アコースティック・ギターを製造している
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
職人だったオーヴィル・ヘンリー・ギブソン(1856年-1918年)が、1894年に創業しました。
オーヴィル・ヘンリー・ギブソンは、経営を筆頭株主らにまかせて、自らは工場に出向いて製作上のアドバイスをするのみだったそうです。
生粋の職人魂だったんですね。
1952年、ギブソン社はギタリストのレス・ポールとの共同でソリッドギターを設計、レスポールモデルとしてフェンダー社のストラトキャスターと共に、エレクトリック・ギターのスタンダードとなる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1950年代からはギブソンの迷走(伝説)の始まりです。
1958年にこれまでのトラディショナルなデザインではなく、舞台上でアピール度の高いショーモデルとしてフライングVを開発しました。
しかし、その形があまりにも先進的すぎて受け入れられず、わずか2年で生産中止、大失敗に終わりました。
2年間で生産されたフライングVは100本に満たなかったそうです。
58フライングVは「コリーナウッド」という当時珍しい材が使われていました。
1958年に製造されたモデルを「58フライングV」と呼びます。
同じように、1967年に製造されたモデルは「67フライングV」となります。
個人的には58フライングVが一番かっこいいと思っています
1960年代に入ると、ジミ・ヘンドリックスなど有名アーティストが使用したことで人気が高まり、1967年に生産を再開することになりました。
今回紹介するギターは、1967年に再生産した時と同じ形のギターモデルとなります。
ギブソン 67フライングVの外観
ギブソン 67フライングVのヘッドです。
ヘッドの形は、とんがった三角形になっています。
このタイプを見ると、ツチノコを想像してしまいますが、私だけでしょうか・・?
ギブソンのロゴマークがヘッドではなく、トラスロッドカバーに印刷されているのが、ちょっと残念ポイントです。
なぜなら、トラスロッドカバーを失くしてしまうと、ギブソンのギターかどうかが一見してわからなくなってしまうからです。
本物かどうかを判断するには、ヘッドの裏側のシリアルナンバーとMADE IN U.S.A.の刻印を確認するとよいでしょう。
ペグはクルーソンデラックスタイプ、ペグにもGIBSONの文字があります。
ネックの素材は不明ですが、おそらくマホガニーと思われます。塗装されてるので確認しようがありません。
指板はローズウッドです。濃い色が渋いですね。
67フライングVはネックとボディが17フレットで接続されています。
ちなみに58フライングVは22フレットで接続されています。
フライングVは、ハイフレットでの演奏でボディが邪魔しないので、とても弾きやすいです。
ただし、座って演奏するときは、膝の上で安定しないので、ほとんどの場合は足に挟んで演奏することになります。
小柄な女性には難しいでしょうね・・・でもMIWAさんはフライングVを愛用されてましたね・・立って演奏だから問題なかったのかな。
後ろ姿です。やっぱりセットネックはすっきりしてて、いいですね。
ボディの素材はネックと同じくマホガニーと思われます。
ハムバッカーが2つ、コントロールは2ボリューム、1トーン、3wayトグルスイッチです。
このギターは前の所有者がカスタムしており、ピックアップが両方ディマジオのスーパーディストーションに替えられています。
どうりでいい音がすると思った!
また、エスカッションも取り付けられており、かっこよさがグレードアップ。
かなりいい音がでており、カスタム成功事例です。
ノブもちょっと高そうなものがついています。
ピックガードは3ピース。ギブソンでは一般的ですね。
ストラップピンは変なところについていますね。形が形だけに仕方ないか・・
ギブソン 67フライングVのサイズ
ギブソン 67フライングVのサイズです。
※素人採寸のため、多少の誤差はあります。
測った部分 | サイズ |
---|---|
全長 | 1,100ミリ |
スケール | 622ミリ |
ボディの長さ | 520ミリ |
ボディの幅①(最小) | 100ミリ |
ボディの幅③(最大) | 420ミリ |
ボディの厚さ(最大) | 39ミリ |
ヘッドの長さ | 190ミリ |
ヘッドの幅 | 102ミリ |
ネックの長さ | 650ミリ |
ネックの厚さ(12フレット部分) | 22ミリ |
ネック幅(ナット部分) | 43ミリ |
ネック幅(22フレット部分) | 56ミリ |
1~6弦の幅(ナット部分) | 36ミリ |
1~6弦の幅(ブリッジ部分) | 51ミリ |
重量 | 3,300グラム |
測った部分は下図を参照してください。
ボディ幅②はV字型のためありません。
重量はめっちゃ軽いですね~。
肩こりが気になる人にはいいかも。
私の評価
それではいつものように、ギターを弾けない私が、見た目だけで評価して点を付けたいと思います。
変形ギターの代表格 ギブソン 67フライングVの点数は、85点!
また最高点更新!
理由は次のとおりです。
弾けない私が言うのもナンですが、Vの形は座って演奏するのが難しそうです。
初めて購入するギターとしてフライングVを選んだ旦那は、かなりの変人ですね(笑
旦那の感想
私は初めて買ったギターがフライングVでしたので、この形は大好きです。
ギブソンのフライングVが一番欲しかったけど、高校生時代は買えなかったので、今、弾けるのは夢のようです。
このギターは、中古で譲り受けました。
ジャンクではありませんが、ところどころに汚れがあったので、メンテナンスをすることにしました。
譲り受けた当時はメンテナンス技術もなかったので、youtubeなどを参考に安ギターを使って練習してから、このフライングVを磨き上げました。
いくつかのお気に入りのギターの中でも、最高に気に入ってます。
ピックアップも交換されており、めちゃくちゃ締まったいい音がでます。
軽くて弾きやすいし、多分一生手放さないんじゃないかな!
弾いてみた
弾いてみた動画をyoutubeにアップしました。
旦那が演奏して、撮影と編集は私がしています❣
演奏するのは、マイケルシェンカーグループ(MSG)のARMED AND READYです。
動画がよかったら是非、いいねとチャンネル登録してもらえると嬉しいです❣
この曲を弾いてみたい方、
検索窓に「Armed And Ready」と入力すると、ギタースコアとギターソロの楽譜がでてきますよ。
まとめ
変形ギターの代表格 Gibson 67フライングVについて紹介しました。
これからも色んなギターの紹介をしていきますので、楽しみにしていてくださいね✿
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