エレキギター用語辞典 サ行

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ザグリ

ザグリとは、ピックアップなどの各パーツを収めるためにボディにあけられた穴のこと。

ギターの種類によって、深さも大きさも様々である。

順反り(じゅんぞり)

ネックの反りのひとつ。弦の張力がネック全体にかかり、指板方向にヘッドが持ち上がるように弓なりで曲がっている状態。順反りが起きると、指板上では弦高が上がってしまう。

ストリングリテイナー

フェンダーのようなヘッドの場合はネックの角度がないので、このストリングリテイナーが取り付けられている。

これにより、弦のテンションがナットに伝わりやすくなる。

ほとんどが1・2弦に取り付けられているが、場合によっては3・4弦にも取り付けられているものがある。

リテイナーは弦を下へ押さえるのが目的であるが、高さが低すぎるとナットとリテイナーへの弦のテンションが強すぎてチューニングに悪影響を与えるため、高さ調節が重要である。

メーカーによって様々な形のリテイナーがある。

ギブソンのようにネックの角度がついているヘッドには、ほぼリテイナーは見られない。

スプリングハンガー

スプリングホルダーともいう。

ストラトタイプにおいて、トレモロユニットの裏側のキャビティ内にあり、このネジの締め具合で、弦のテンションと音を調整することができる。

また、アース線をハンダ付けすることで、ノイズ低減の効果も図っている。

接点復活剤(せってんふっかつざい)

電子部品の電気接点にある汚れを取り除き、通電機能を回復させるための洗浄剤のこと。

主成分は油と溶剤。

油膜を生成するため防錆効果や、潤滑による摩耗防止効果がありますが、錆を落とすことはできません。