旦那のギターコレクション紹介です~。
今回ご紹介するのは、1970年代に春日楽器製造で製造・販売されていたハービー(heerby)のストラトタイプ
かなりレアなジャパンビンテージの逸品となります。
見つけた時は興奮して、すぐにレジに持って行ったよ!
そんな変わり種のハービーストラトタイプを、いつものように私Yoshiminが素人目線で紹介していきたいと思います。
最後に私が採点もしてますので、お楽しみに❣
ハービーとは
ハービーは、春日楽器製造株式会社によってつくられた楽器ブランドで、ギターやベースを取り扱っていました。
春日楽器製造については、創業者の春日一幸氏のウイキペディアを参照ください。
春日楽器製造って、別のギターで登場してなかったっけ?
そうそう、ギャンソンも春日楽器製造のギターとして紹介したよね❣
以前に紹介したギャンソン(Ganson)の記事はこちらです。
ハービーの名前の由来
ハービーというブランド名の由来は、春日楽器製造という会社名からもじって、
「春=はる=ハー(heer)」「日=び=ビー(by)」
⇒「ハービー(heerby)」と命名しました。
相変わらずネーミングセンスは抜群
前は「岩=がん=ギャン(Gan)」「村=そん=(son)」だったしね。
製造・販売時期
製造と販売の時期については、1970年代であることしか情報はありませんでした。
春日楽器製造では、フェンダーのコピーモデルとして、このハービーを製造していました。
1970年代といえば、日本の楽器市場でフェンダーのコピー商品が多く出回ってた頃です。
最も秀逸なコピーモデルを製造していたのはトーカイ(東海楽器製造)でしたが、フェンダーが訴訟を起こし販売停止に追い込みました。
あまりにもコピーモデルの出来が良かったので、フェンダーも黙ってられなかったみたい。
このことが日本にフェンダージャパンを設立するきっかけとなり、それとともに、日本国内でもコピーモデルを自粛する方向へと転換していきました。
そのため、1970年代のハービーは製造されていた期間も短く、大変貴重なビンテージギターとなっています。
コピーはダメだけど、日本の職人技術が優れていることを証明していますね❣
ハービー ストラトタイプ EXCEL MODEL(SE-480)の外観
ハービー ストラトタイプ EXCEL MODEL(SE-480)です。
多分、型番はSE-480だと思ってますが、間違っていたらコメントください。
ヘッドはフェンダーと同じ形ですね。
ストリングリテイナーも同じですね、でもこの形は安っぽいのであんまり好きじゃないな~
ペグはロトマティックタイプ、春日楽器製造の頭文字「K」が入ってます。
オリジナル感があっていいですね
ネックの素材はメイプル。
ニス塗装されているので、つやつやで綺麗です。
指板もメイプルです。
元からなのか経年でそうなったのか、いい感じにあめ色の指板になっています。
ポジションマークが黒丸なのはちょっとカッコ悪いけど、ストラトタイプなので仕方ないですね。
後ろ姿はボルトオンネックです。
写真には写していませんが、ネックの接続付近のボディに塗装割れがあります。
これだけ古かったら仕方ないよ。
ボディの素材は、アガチスらしい。アルダーに近く、それよりも少し柔らかい材のようです。
トレモロブロックに、「MADE IN JAPAN」の文字があります。
厚さも分厚くて、フェンダーを忠実にマネしているのがわかります。
コントロールは5wayのピックアップセレクター、1ボリューム、2トーンです。
元々は3wayだとカタログに書いてありますが、多分カスタムされたのでしょう。
ピックガードは3サプライです。
ピックアップもピックガードも日焼けしていないので、すべて交換済みかもしれません。
ブリッジは今も使われているタイプです。
う~ん、普通ですね~
ハービー ストラトタイプ EXCEL MODEL(SE-480)のサイズ
ハービー ストラトタイプ EXCEL MODEL(SE-480)のサイズ です。
※素人採寸のため、多少の誤差はあります。
測った部分 | サイズ |
---|---|
全長 | 1,000ミリ |
スケール(弦の長さ) | 642ミリ |
ボディの長さ | 460ミリ |
ボディの幅① | 285ミリ |
ボディの幅② | 230ミリ |
ボディの幅③ | 320ミリ |
ボディの厚さ(最大) | 45ミリ |
ヘッドの長さ | 200ミリ |
ヘッドの幅 | 95ミリ |
ネックの長さ | 660ミリ |
ネックの厚さ(12フレット部分) | 21ミリ |
ネック幅(ナット部分) | 41ミリ |
ネック幅(21フレット部分) | 53ミリ |
1~6弦の幅(ナット部分) | 33ミリ |
1~6弦の幅(ブリッジ部分) | 52ミリ |
重量 | 3,300グラム |
図った部分は下図を参照してください。
意外と軽かったですね。
ボディ材がアガチスだからかもしれません。
エレキギターの梱包方法
私の評価
お待たせしました~
ギターを弾けない私が、見た目だけで判断して点数をつけたいと思います。
ジャパンビンテージの希少な逸品ハービー ストラトタイプ の点数は、73点!
お、わりといい点!
理由は次のとおりです。
今回はヘッドがとにかく好みだったので、ストラトだけど割といい点数となりました。
旦那の感想
相当に造りが良くて、めっちゃ気に入っています。
某オークションでもたまに見かけますが、かなり高額なので、これまではなかなか手に入れることができませんでした。
ある日、リサイクルショップ巡りをしていて、別のギターを試奏していたら、なんと目の前にハービーを発見!
どうせ高いだろう・・と値札を見ると破格ではありませんか。
ジャンクコーナーじゃないのに、なんで?と思いつつ、「お宝発見!」と即座に腕に抱えてレジに向かいました。
フレットはかなり減っているものの、演奏には何ら問題がありません。
傷もありますが、製造年を考えると美品だと思います。
ジャパンビンテージの中でもかなりレアなハービー。
ピックアップセレクターが変更されていて、元々の3Wayから5Wayになっており、ハーフトーンも使えるのが嬉しい。
ギャンソンと一緒に大切にしていきたいと思います。
でもいつか売るかも・・・です 私が(笑
弾いてみた
弾いてみた動画です。
選曲がストラト向きではありませんが、Ozzyが好きなので^_^;
撮影と編集は私がしています❣
使っている撮影キットです
演奏するのは、オジーオズボーンのクレイジートレインです。
動画がよかったら是非、いいねとチャンネル登録してもらえると嬉しいです❣
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まとめ
今回は、ジャパンビンテージの逸品 ハービーストラトタイプ を紹介しました。
これからも珍しいギターを紹介していきますので、次回を楽しみにしてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます(*^▽^*)❤感謝❤
使わない楽器は売ってしまおう!
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